パンツァー・オペラッイオーネン ヘルマン・ホート著
和題にすると
第三走行集団司令官「バルバロッサ作戦」回顧録
和訳は大木毅氏
日本では知名度が低いヘルマン・ホート氏です
私も恥ずかしながら存じ上げませんでしたが、その道では知らない方がいない有名な名将なのだそうです
グデーリアやマンシュタインに異議・反論、そして双頭にも直言する直言居士
独ソ戦開戦時のバルバロッサ作戦に関しての記述は半分ほどで、フランス戦や戦後のNATO機甲旅団運用にも触れています
対フランス戦ではホート将軍麾下のロンメルが独断専行してしまい、危機的な状況が生じた事にも触れています
ロンメル将軍が言われるほど名称では無いのでは・・・ と思わせる記述で、目からうろこ
事実を脚色しないで冷静な視点で書かれているところが資料的価値も高いです
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