上野友子・武石恵美子　女性自衛官 キャリア、自分らしさと任務遂行　読書20冊目

４月10日読了しました
徐々に実働部隊にも女性が配置されている自衛隊
女性本人にその気は有っても、体力的に最前線に出るには障害も有ります

幹部（尉官以上＝国際的に言えば将校）ではそれなりに活躍する人も出ていますし、仕事に対する誇りもしっかりと有る女性が多いのだなと（20人に聞き取り取材したのですが）思わせます
男女平等と言う意味では民間企業よりも進んでいる場面も有るそうです

「軍事組織」と言う事で階級が力を持ちますから、表面上は命令に逆らう事は有りませんし、正当な理由なく上官に逆らえば「抗命」なのです

後半、読んでいて眠くなってしまいました

さて、本文中で一つだけ切り取りなのでしょうが気になったのは
　規則を破らなくてはいけないときに決心しなければならないのが幹部だ、と言われた
というインタビューに対する答え

非常時における「規則」なのかそれとも平時置いての「法律」も規則に入るのか

帝国陸海軍、特に陸軍内での下剋上の思想も初期は同じだったのでは　と思わせました