気軽な旅で銀河系まで飛んで行け！

1963年制作の映画なので国策とは無縁の娯楽映画
戦闘場面では戦死者も出て来ますが、アクション映画に近い雰囲気
国威発揚の燃ゆる大空や加藤隼戦闘隊よりも画面が明るくてカラーの為にあまり悲壮感は有りません

第一次世界大戦の日本軍によるドイツ帝国軍が立て籠もる青島要塞攻撃を題材にしたもので、水上機母艦・若宮丸も出演して来ます
この水上機母艦は沈められてしまうのですが、本物は昭和６年まで帝国海軍に在籍していて、廃船解体となりました

欧州列強が欧州戦線膠着している間に、大日本帝国は青島攻略、ドイツ領南洋群島を攻略
更には対華21か条要求　と帝国主義の欲望を表して昭和20年の破局へとつながる道を歩みだすことになります
英吉利に要請されて地中海ではドイツ帝国潜水艦と激闘も行うのですが、世界的にはもちろん日本国内でもあまり話題にならないのは動揺事なのでしょうね
と、本題と外れ始めました

帝国海軍旗艦は三笠公園の戦艦三笠でロケをしているので、長官室外には猿島が映っています

海軍の飛行機は時代からして当然複葉機ですが、直ぐにファルマンかと思いました
ライナーノーツにもファルマンと書いてあるのですが、何故先に理解できたのか？

主役の一人は加山雄三
若大将の青春シリーズのイメージが強いのですが、戦争映画作品も多いですね
それも海軍系が多い
さすが「海の男」ですな