2010年04月13日
長野電鉄長野線 善光寺下駅1

昭和5年停留所から停車場に
昭和56年地下化
ホーム配置 対向式2面2線
横断地下道も兼ねた、駅への階段です。

レイルマガジン・ライブラリー86 長野電鉄マルーン時代 には、当時の配線図が載っていますが亘り線や貨物引込み線も描かれています。
なんでも、林檎出荷の時期には貨物取扱量が相当になったそうです。

昨年の善光寺御開帳では特急も臨時停車しましたが、善光寺下の名前の通り城山下にあるので仁王門までは結構な登り坂を歩く事になります。
この道は昔の北国街道なのでしょう、昭和40年代は滑り止めを兼ねたごつごつしたセメント舗装でした。

地下道側から見た改札方面です。

開業時も善光寺参拝客の需要も考えられてはいたのでしょうが、それよりもこの駅が地上時代を考えると鬼無里街道や戸隠街道の結節点でも有ったのですね。
鬼無里や戸隠からの農産物等の出荷拠点としての機能も備えていた駅だったはずです。
桜枝町や西長野本通りからの延長上にこの駅はあります。
タグ :長電